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不安を理由に結婚

2014年7月2日

やっと今の広告プロダクションにたどりつき、もう五年目になる。「将来のことを考えると、悩める時期ではあるんだよね。今って専門性のある人が強いじゃない。
山一証券の例をみたって再就職は専門職ほど強いわけでしよ。私が育ってきたフィールドでは何でも浅く広くできる人材を求められてきたのね。
どんな仕事っていっても一言で言えないような、こっちのアシストもするし、こっちではこういう準備もしとくしって感じの仕事だったから、〃これだけは負けません〃ってものがないって気がする。
今はこの会社で続けていこうって思うけど、今の会社がなくなったりしたら、どうするのかなって……。

三十代前半までなら、どこの会社に入り込んでも七変化できたかもしれないけど、年齢が上がると、それだけで周りが意識するでしよ。こっちはそうじゃないと思っても、
四十代だと使いづらいって思われたり、仕事を覚えてくれないんじゃないかとか、自分のやり方に凝り固まってしまってるんじゃないかとか……」

派遣社員でも、三十五歳を過ぎると新規の登録は難しいという。すでに登録してキャリアを積んでいても、特別な能力が必要ない限り、二十代の人がいいといった注文を出してくる企業も多いのだそうだ。
登録はしていても、仕事は減っていくのが実情だという。まあ、これは、いまや女性に限った話ではないのだろうが……。
これを読んでいれば、出会った人はあなたから離れられないかも。

けれども、島本さんは、そういう不安を理由に結婚しようとは、いっさい考えないという。

参考:
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